Feb 07, 2008 19:23
人を介して渡された手紙は「5時に更衣室で待つ。V」とあった。食事の順番を早めてもらい夕飯を食べつつ
食堂を見渡すが彼の姿はない。冬の北極海に日が沈むと点滅するヘリポートの指示灯さえ冴えて冷たい。
更衣室に行くと彼が煙草を咥えて待っていた。「…ハイ、ボス」「やあ」それきり会話が途絶えて気まずい。
「…これ」私達は同時にポケットから手紙を出した。どっちも同じ筆跡だった。私達が顔を見合わせていると
物影から「ばれた」「失敗だ」と何人かの声がした。「お前ら!」怒鳴る私に笑うヴィゴ。ちぇっ、まあ、いいか。
…北極海上油田。腐兄会の作戦第一号は失敗。でもボスも彼もまんざらでもない様子です。
s/v au,
北極油田
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Comments 3
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思いついてあれこれ考えるよりも書いちゃった方が早いな、と思って。
腐兄会、やる事がなんか可愛いですよね。なんせ北極海の弧島状態ですから、
何かしらイベントがないと暇で仕方ない(笑)
先日の会議では「祈るべし」と総意が出たのですが、
ゲリラ的に行動を開始した一派がいる模様。
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これねえ、たぶんボスは照れてますけど彼の方はただ
いたずらに引っかかったと思ってるんじゃないでしょうか。
ましてやボスはよもやこれが応援とは思ってない(笑)
お前ら、なんて事しやがる!って感じです。
三者三様の人間模様ですな、あははは
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今回のは腐兄会中道右派の一部のセクトが動いたのですが
極右、極左、組合系、文壇派、いろいろ分派がありますので
次はどれで来るのか分かりません。
ちなみに前回祈っていたのは宗教系です(笑)
…そうか、ややこしくしているのは私か…
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