これまでは、
なにそれハサウェイ、警部のこと好きすぎでしょっ、…とか。
なにそれルイス、ハサウェイのアタックを無意識に受け入れちゃってるでしょ、…とか。
モエ散らかすだけで、ドラマの内容は全く頭に入ってなかったです;こうしてメモしてるうちに、ああ、こういうお話だったのねと初めて気がつく今日この頃。
何度見ても犯人が覚えられないのは「モース」も同じなんですが、「モース」の場合ミステリとしての筋立てが複雑でクロスワードパズルのように次々推理が転回するせいです。そして犯人を覚えてなくても”この話はこういうことが言いたかったんだろうな”というのは伝わってくる。
「ルイス警部」はまずルイスとハサウェイありき、そこにいろんなキャラ・エピの断片を散りばめてひとつのお話にしてる印象で、とりあえずルイスとハサウェイ見てればOK、と。
#3 同窓生の裏切り
※ルイスが過去恋人といいムードになりそうなところにさりげなく水をさすハサウェイ。
※ルイスの部屋を訪ねてきたハサウェイ。開口一番「襲いませんよ」って…。
※好きな会話
ハ「告白します」
ル「聞きたくない」
ハ「音楽活動を」
ル「罪じゃない」
ハ「そう思う人もいます」
なにこれハサウェイ、告白本番の練習ですか。
#4それぞれの秘密
大型液晶TVでハサウェイの目玉のアップが綺麗でした。
※好きな会話
ハ「i always cry when i khow i'm gonna spend the day with you. sir.」
ル「oh.」(←聞いてない)
※スピーチすることになって原稿作成に苦しむルイス。
そんな彼を面白がって機嫌がなおるハサウェイ。
プライスレス。
※眼科医にフツーのコンタクトじゃ合いにくい目玉だと言われ、高いの買わせるんでしょってサラッと返すハサウェイ。
司祭職を目指し神学行ったわりにサラサラッとシニカルジョークでてきますな。
※デスクワークにうんざりのルイス、「find me some dead people 」 あばれるぞ! って、そんな子だったの?
・・・・やっぱしモースが乗り移ってる。
※死体が苦手そうなハサウェイ。
さっき会ったばかりの人の死に動揺すあたり、経験不足の若さゆえか、繊細な性格ゆえか。モースの死体嫌いを思い出させます。
(ハサウェイは後のエピでルイスから「図太くなれ、」みたいに言われますが、死体嫌いでもモースは結構図太かったなぁ。やっぱり経験でしょうか)
ルイスは冷静。ミスターナイスガイでも根っから刑事根性。このせいで女性にモテても
すぐフられるんでしょう。
※奥さん亡き後酒量が増えたらしいルイス、が、体質にあわなかったようでよかった。
※法学会の超大物からご指名で呼び出されるルイス。
モース以外そういう世界の人たちとは接点がないはずのルイスですが、(”かいじゅう”な話しが苦手だとかいわれたり)モース時代の彼の働きが認められてたのだろうと思うと嬉しい。
ルイスも「モースが評価してたから彼を信じる」と、彼らの中でモースは不滅。
※ハサウェイは法学界の大物教授が男子生徒に恋したあげく大学を辞めさせた昔話にとてもムカついた模様。なかなかの正義感のよう。
※「モースが評価してたから」と理由にするルイスに不服そうなハサウェイ。
モースを知らない彼には当然?ヤキモチもあり?
※イノセント主任警視から警告を受けても、ルイスを信じることを選び、嫌がってた”法学界の大物教授の元カレ”探しに急に熱心になるハサウェイ。
ルイスへの愛が募りつつありますな。
※好きな会話
ル「私は血の気の多いオヤジだから…
だがきみは賢い。分別を持て」
ハ「持ってます
規則を破ってでも警部と共に」
ル「ばれても俺のせいにするなよ」
笑顔で、”しない”とクビふるハサウェイ。ルイスの飲み残しのコーヒー飲むかと思った。募ってますね。
※「この事件に私の刑事人生をかける」
ってくらい思い入れるルイス。
このエピソードに「ルイスハサウェイコンビをかける」って製作スタッフの思いも感じます。
※大物教授から勝手な恋をされたおかげで大学追放の目にあい人生転落、とりかえしつかないほど神経ボロボロになってしまった”元カレ”に優しい心遣いを見せるハサウェイ。
後の「フェニックス」エピで判明するあれこれを考えると泣ける。
※繊細な人に繊細な神経を使う繊細なハサウェイに対し
「yap!」
の一言で返すルイス。
そんな所がむしろハサウェイの安らぎになっちゃうのかも。
※デートを約束した相手からの現代っ子なメールの意味がわからずハサウェイに読んでもらうルイスが可愛い。
暗い過去を背負う血の気の多いオヤジ警部になってもやっぱりオープンなルイス。
※ホブソンとルイス
ル「私が好きだからこんな協力を?」
ホブソン「好きなのはハサウェイよ」
ルイスのことが好きなのはハサウェイ…って意味じゃありませんよね^^;
モースに気があったホブソンが懐かしい。
※バカ正直すぎてデートが上手くいかないルイスが好きです。
※にゃんこ場面に爆笑
※精神科医であり学校のカウンセラーもやってる校長の奥さん、夫の心理全くわかってなくていいのか(笑)
※アダルト本を隠してた校長に協力を強要するルイス。
昔のルイス巡査部長だったらこういうことはしなかっただろう。ルイス警部のやり方はモース風になってます。
年の功、とか。
大物教授の死の床でハサウェイが突然告解を受ける司祭(?)に。でもルイスに目配せしてる。
※博物館の塔から飛び降りかけた犯人に生きたい意思を確認させるハサウェイは名シーン。
”さいころじー”に笑
ハサウェイが巡査に降格なら私も、と言い切るルイス。ハサウェイはよっぽど嬉しかったのでしょう。
そしてあの名ラストシーン。
モース時代から文章、文法苦手だったねルイス。