カザフスタン

May 30, 2009 20:42

カザフスタンは世界第9位の面積を持つ広大な国である。東西は約3000キロ、南北は約1800キロに渡る国土を有する。この国は石油を中心に、豊かな天然資源を持つことでも知られている。今回はそのカザフスタンを旅行してきた。長年行きたいと思っていたが、これまでなんとなく踏ん切りがつかなかったのである。直行便はないし、ヴィザを申請しなければいけない国へ行く、というのは、日本人にとって結構めんどくさいことなのだ。しかし今回ついに思い切って、というほど大げさではないが、行くことにした。ヴィザの取得は案外簡単だった。大使館のHPにある書式2種類をダウンロードして自宅で作成、パスポートと一緒に郵送すれば、一週間くらいでヴィザのシールを張って送り返してくれる。ロシアヴィザ取得よりよほど簡単だ。さて季節は春。万年雪を抱く山々、ポピーの花畑が広がる草原などの景観の美しさは筆舌に尽くしがたい。今回の旅では寒いところから暑いところまで気温差を30度くらい体験することになった。




 


アスタナの奇妙な建築物群については日本でも割とよく知られているが、それ以外についても、日本人の感覚とは全く異なっている。DNAから見て先祖を同じくする民族の国とは到底思えない。奇妙におとぎ話のように見えるものが多いが、見ていて楽しい。







史跡や歴史的建造物が集まるのが南部カザフスタンだ。チンギス・ハーンの征西のきっかけとなったオトラル事件の起こった町、オトラルの廃墟や、世界遺産に登録されている中世のムスリム寺院があったりする。







そして今回の旅の道連れ。ロシア人の彼とカザフ人の彼女である。彼らのほかにも現地で色々な人のおかげで楽しく旅をすることができた。



Special Thanks to aiako , oll123 &
akinakatana

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