DS fic 備忘録 その7

Feb 13, 2007 00:10

土曜日のチャットは非常に楽しかったです。DSな時間を過ごせてハイテンション。
おかげでやる気が湧いたので、ためてたレクを図書館に突っ込みました。
その中から特にオススメな二品をピックアップしてこちらでもご紹介しますv

さーて、あとは書きかけのを今夜中に終らせるぞ!とても短い話なのに終らない(汗)
それは確認したいことこがあってDVDを見るとつい全部見てしまうから・・・。

Title: Five Times That Fraser Made Ray Laugh (1800 words)
Author: SDWolfpup (sdwolfpup)
Category: Humor, Romance
Rating: PG
Pairing: Fraser/Vecchio
Summary: Five times, laughter.
Website link: Here

こういうのはよく見かける形式ですが、なんて呼ぶものなんでしょうか・・・Five times?Five ways?Five things? Five kissesとかよくありますよね。

この方のお話は美しくて、愛が溢れてて、優しい気持ちが伝わってくる感じで大好きなんです。それでいてそこはかとなくはかなくて悲しい感じもするんですよね・・・非常にセンシティブ。
このお話も楽しくてロマンチックでラブラブでにっこりします。
それぞれ季節(キリスト教?)のイベントにまつわる5つのシーンが展開するのですが、最初と最後は同じ時間のシーンです。
どのシーンも素敵ですけど、やっぱり最後のマフラーのくだりが最高にラブリー!
あのフレイザーが!にやにや。おかげ(?)でバレンタインデーはきっと、さぞかし素晴らしいものになるでしょうね(はあと)
ベニーとレイのふたりが大好きだ~としみじみ再確認させてくれる美しい一品です。

Title: Girls, Girls, Girls (5300 words)
Category: Humor, Romance, First Time
Author: Jen (jenoofer)
Rating: R
Pairing: Fraser/Vecchio
Summary: “Benny, there’s a sex shop across the road.”

フレイザーのアパートのお向かいにポルノショップがあることに気付いて衝撃を受けるレイ。フレイザーのところに来て愛しのリヴを道路に止めておいたら、誤解される!それにこんな店の近くに住むなんて、変態がうろうろしてたらどうするんだ・・・。
ずっと気にし続けるレイに、フレイザーは店に入ってみようと持ちかける。

お店の中でのふたりの会話と、、彼らしくなく冷静にアダルトグッズを眺めるフレイザーが楽しい。
ここでの会話で、

“I think you and I just have very different attitudes toward sex and relationships, Ray.”

という一文があるのだけど、この台詞が後のほうに絡んでくる巧さが光る。
ベニーは店でポルノ雑誌を一冊購入する。このショップと雑誌がふたりの関係を変えてしまうことに・・・。

↓以下さらにネタバレと感想↓
その後しばらくしてショップでのことが気にならなくなってきたレイだが、ある日フレイザーのアパートで暇つぶしの読み物を探していて、本の山の中にレイの雑誌がいまだに置いてあるのに気付く。聞いてみれば、ベニーは一度だけ読んだという。
その夜からまたレイはその雑誌とフレイザーのことをどうしても考えてしまうのだった。
あげく、その雑誌を見ながら自慰をするフレイザーの夢を見てしまい・・・。

そんな日々が続いたある日、サッチャーに魅力を感じているということを認めようとしないフレイザーに、とうとう鬱屈した疑問とをぶつけてしまうレイ。
お前にセックスを思い立たせるもの、心をときめかせるもの、夜にひとり座って思いをはせるものってなんなんだ?
そのレイの疑問に、ベニーの答えは・・・。

こういったシチュエーションにいたるポルノショップと雑誌の及ぼす影響と流れがまた無理がなくて、なぜこんなに気になってしまうのか分からないで混乱するレイがまたらしくて、純情なんだけど、本当の気持ちはほんとにうまく隠してるベニーが大変にインキャラだし、いざ列車が動き出すとレイを無理やり乗せてノンストップで走り出すのがもうもうもう・・・たまらなくF/Vなんですよ。
この作者さんは文章が巧いですね~会話も素晴らしいし、地の文も・・・。素晴らしい作家さんは、一文で行間を10行は読ませてくれますよね。
さあ、みなさんもこのお話を読んで、レイと一緒に “Oh.” といつぶやきましょう!

Then there was Fraser, all he could see, and with that look on his face that said, ‘We’re going to do this my way and you’re going to go along with me’. He’d seen it far too many times to count; it’d gotten him into way too much trouble.

Fraser’s hands on his shoulders. Not holding, just resting. Touching. Fraser’s eyes. Not questioning, just telling him this was how things should be. That feeling in his gut that said Fraser was about to put him in danger in some stupid, ridiculous way and underneath it the certainty that he’d still follow wherever Fraser led.

due south, fic rec

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