Title: Mine (Version 2)
Warnings: Huge Spoilers from the latest book, Shinmakoku Yori Ai Wo Komete
Couples: Shinou X Great Sage
Rating: PG13
Warning: Angst
Disclaimer: This has spoilers. Don't read if you don't want to be spoiled.
Following strictly the novel storyline
Summary: Just a very laid-back day thousands of years ago...
Revised version- I hope this is easier to read and better.
Here:
You always call me, “My Great Sage.” To make sure that
This does not happen again, some excerpts from the book:
(Please read Shinmakoku Yori Ai Wo Komete)
箱と鍵は揃えさせない、お前はそう言ったが。
もうずっと昔に別かれた、賢い身内の言葉を思い出す。
「どうやらお前の思惑どおりにはいかないようだぞ、闇もつ者よ」
p.181
You said that you would not allow for the boxes and keys to become together.
I remember the words of the intelligent family member that I parted with long ago.
"It seems as though it's not going to go as you wished, One with the Darkness."
Also, this excerpt is courtesy of
onkei_kun 【眞王】 「父方の血だろう・・・は、美しい女に目がなく・・・正妻だけではあきたらず、あらゆる土地から美女を連れてきては側に置きたがった。一人や二人じゃないぞ、十人も二十人もだ。世界中の女を自分のものにしなければ気ば済まないらしい。もう八年近くお会いしてはいないが、あの方のことだ、今でも女の十人くらい侍らせているのだろうよ」
(・・・)
【ルシンダ】 「やっぱり弟なの?」
【眞王】 「可能性はある・・・が、違うかもしれない」
(・・・)
【眞王】 「・・・後宮になど入ったこともなかったからな、その中で育てられていれば、存在を知る術もない。俺が国を出た当時は兄が三人と姉が一人、まだ成人していない妹が二人いたと記憶しているが・・・もちろん正妻の子は二番目の兄ただ一人が、必ずしもその子が家を継ぐわけではない。色に狂えば狂うほど・・・寵愛した女の子供が可愛くなる・・・を差し置いてでもその子に譲り渡したくなるし、母親も、そいつに取り入った家臣達も耳元で囁く。他の女が産んだ子供が・・・王を亡き者にせんと画策し、王座を狙っていると。我が子が家を継ぐのに邪魔になる物は、どんな手で・・・排除しなければならない。」
(・・・)
【眞王】 「賢く、情の厚い母親なら、我が子を権力争いから遠ざける道を選ぶ。王位など要らぬ、ただ健やかに長く生きて欲しいと願うなら、宮廷には近付けず、虚けのふりをさせるのが一番だ。髪を伸ばし、惰弱なふりをさせて、女官達の中で女々しく育てれば、狙われることも少なくなるしな。俺が国を出た頃に、黒髪の女が後宮にいた。まあ、いると噂を聞いただけで、実際に会ったわけではないが。髪と眼の黒い者などそう多くいるものではない。いいや、この世にほんの一握りどころか、東の果てに住む一族だけという噂もある。父がそれを知れば後宮入りを望まぬわけがないし、もしその女が子を産んでいれば・・・賢さで名高い一族の女なら、たとえ政治的な知識が何一つなかったとしても、どうすれば自分の息子を長生きできるか、すぐに気付くだろう」
【ルシンダ】 「じゃあ、やっぱり」
【眞王】 「さあな。いずれにせよ確かめる術はない。俺は国に還るつもりはないし、幸いあいつは記憶をなくしている。自分がどうして俺を消しに来たのかも覚えていない。一体なぜ今さら消す必要のない者に、追っ手など差し向けたのかは判らんが・・・国を捨てた時点で、王座を狙う気など毛頭無いというのにな・・・だかこの剣は確かに・・・王宮にあった」
男は言葉を切り、長い沈黙の後に言った。
【眞王】 「兄が自刃に使った剣だ」
【ルシンダ】 「どうしてそんな恐ろしい物があなたの・・・」
作業の工程がかわったのか、急に音が大きくなった。そこから先の会話はもう、殆ど聞こえない。
【眞王】 「・・・れば俺に斬られて命を・・・したことに・・・戻れば逆に俺が討たれたと・・・どちらに転んでも・・・ない、自由にさせ・・・」