哀歌(エレジー) ["Lamentations (Elegy)"]
(平井堅)
しがみついた背中に そっと爪を立てて
私を刻み込んだ もっと 夢の中へ
ひらひら 舞い散る 花びらがひとつ
ゆらゆら 彷徨い 逝き場を無くした
その手で その手で 私を 汚して
何度も 何度も 私を壊して
汗ばむ淋しさを 重ね合わせ
眩しくて見えない 闇に落ちてく
いつか滅び逝くこのカラダならば
蝕まれたい あなたの愛で
この病に名前が あれば楽になれる
はみ出すことが怖い どうか 群れの中へ
ひらひら 舞い散る 花びらがひとつ
ゆらゆら 彷徨い あなたを見つけた
この手で この手で あなたを 汚して
何度も 何度も あなたに溺れて
背中合わせの 不安と悦び
波打ちながら 私を突き刺す
いつか消えて逝くこの想いならば
今引き裂いて あなたの愛で
その手で その手で 私を 汚して
何度も 何度も 私を壊して
汗ばむ淋しさを 重ね合わせ
眩しくて見えない 闇に落ちてく
いつか滅び逝くこのカラダならば
蝕まれたい あなたの愛で
私を 汚して その手で その手で
(END)
- - - - -
Kiss
(平井堅)
物語を始めよう 世界一熱く永い
月明かりに迷い込もう 2つのくちびる
Ah このまま 息も出来ないくらい…
髪に触れて 頬に触れて もうすぐ届くよ
重ねてみて 絡めてみて 真実がわかる
僕だけに訪れる 柔らかい奇蹟
もう一度 don't stop kissing me
奪ったり 注いだり ゼツミョウを繰り返し
薄目を開けて覗きたい 無防備な君を
Ah このまま 溶けてしまうくらい…
見つめ合って 肩を抱いて もうすぐ触れるよ
終わりのない 恋の媚薬 吸い込まれてゆく
君だけに贈りたい 柔らかい奇蹟
もう一度 don't stop kissing me
髪に触れて 頬に触れて もうすぐ届くよ
重ねてみて 絡めてみて 真実がわかる
僕だけに訪れる 柔らかい奇蹟
もう一度 don't stop kissing me
もう一度だけ can't stop kissing you
(END)