Oct 02, 2005 23:27
雨がやんだ後の むっとした空気の中で
はじめて見る街の 景色にドキドキしてた
高いエントツと 機会油のにおい
生まれた街の 靴じゃ歩きにくいみたい
June 新しい街に来て 今
何もかもが 生まれかわる気がした
June ゆるされなかったウソも ユメも
もしかしたら やり直せるかもって
くちびるをかんだ
不安と武者ぶるいで いくつかの夜がすぎた
なんだかなじめなくて タメ息が夜にあふれた
母親はいつも 何かにイラついて
家の中にも 街にもうんざりしていた
June 夏が来る気配だけが もう
すぐそこにまで ちかづいてきている
June どこまでも続いてる 道を
後もどりしても 居場所まんてもうきっと
どこにもないと思うんだ
June 雨上がりの街に 赤い
夕陽がおちて 工場のサイレンが響く
June 君に書く手紙には つい
“元気でいます”と 書きはじめたけど・・・
それでいいと思う