Jul 01, 2014 04:11
時には雨が降っている。
街路のうなりや
塵だらけの朝の光が
僕らを殺している。
僕は、それがどのように
だったか想像しようとして、
端から端まで
走っている影をよく見る。
いつ終るかも分からない秒。
まず第一に、
僕は全てのほこりと
恐れを通して
あなたの顔を見る。
誰が僕のために
今涙を流しているか。
そこには、泣く
場所があるのか。
あるいは、そこは
単に真空であるか。
時には雨が降っている。
僕が知っているのは
それだけだ。
© 30.06.2014
стихи