from the perspective of first-class architect Kourogi

Jan 04, 2010 18:39

- memo -

building constructions that are indistinguishable on the surface【外見からは】

① timber construction【木造】--- a house

(1) conventional method of construction【在来工法】 (framework method【軸組工法】) = ancient Japanese【日本古来の】
壁、そこに貼られたcloth壁紙。内的世界の壁は石膏、外的世界の壁はコンクリート系。内外壁間は等間隔に軸を配置する。その軸断面は四角枠ラーメン構造に各頂点間を結ぶ筋違(すじかい)配置であり、ピン接トラスを作ることで各方向の引張と圧縮のみ受け持つ構造(曲げ荷重をピン回転で逃がす-実際には回らないが-)を作る。軸なき部分は中空若しくは防音断熱材(ガラス繊維)を設ける。かつては土を入れていた。

(2) 2X4【枠組壁工法】 = from Europe
内壁は(1)に同じく石膏+cloth、外壁を合板木壁とする。内外壁間軸に2X4"の木軸を用い30cm間隔に配置、軸間は(1)と同様。

② steal beam【鉄骨】--- low-rise building【低層ビル】
角材やH鋼でラーメン構造(水平はり+垂直柱X2)を作り、コンクリート系で壁を作る。壁は力を受け持たない。(cf. 窓枠と窓の関係) この構造は火に弱く火事の際にラーメン構造部がフニャフニャになる為、かつては構造材をアスベストで覆っていた。現在では代替アスベストを使用。

③ reinforced concrete【鉄筋コンクリート】--- high-rise buildng【高層ビル】
鉄筋(細長い丸鋼)を縦横に走らせた構造部にコンクリートを打ち込む。コンクリート=砂利+モルタル。モルタル=水+セメント+砂。

※ 接合
① 剛接・・・実際にはほとんどこれ。強い接合で各荷重を受け持つ。
② ピン・・・ビスにより回転で曲げ荷重を逃がす。
③ ローラー・・・②+車輪回転によるもう一方向の逃げ。実際にはあまりないが計算上わかりやすくする為。

※ 建築五大荷重
① 自重
② 積載
③ 風
④ 地震
⑤ 雪
Previous post Next post
Up